■まえがき
はじめまして、わくれと申します。
仲間内での情報共有と自身の研鑽と後学のために構築記事を書いて言語化することにいたしました。
シングル対戦自体はHGSS~BWでやっていましたがランクバトルはSVになってからが初めてで、過去にS3でレート1800を達成したことがありましたが、
それ以来はゆっくりまったり4桁乗せる程度で満足していて全力を出して上を目指す熱意はあまりありませんでした。
ただ、ここ数シーズン自分がポケモン対戦で強い択や動きの考え方をアドバイスしていたモチベつよつよ星人の友人らが
自分より先にレート1900や最終3桁を達成し、自分のことのように嬉しい反面「自分だけ結果出すまでやってないのは勿体ないな」と思うようになり、
S13あたりから強くなることを目標に限られた時間の中でランクマに挑戦するようになりました。
こういった構築記事を書くのは初めての為、拙文となるかと思いますが構築のポテンシャルや調整についてまとめる意味はあると思っているので、もしよろしければ最後までお付き合いください!
なお、本題の節までは自己紹介やエンタメを兼ねて書いている文章となってますので構築だけ知りたいという方は目次で本題の節まで読み飛ばしください。
■簡単な結果と前置き
#結果
メイン TNクレッド
42勝 29敗 (8962位/1709)
サブ TNわくれ
45勝 27敗 (3573位/1802)
総合成績 87勝 56敗
偉大なる原案
mizumo-yadon079.hatenablog.com
#ランクバトルを戦うための個人的な工夫
昔ながらのサイクル戦が得意なのでS8,9まではサイクルを握って戦うことにしていましたが、
準伝環境に移り変わるに連れて以下のような問題でモチベーションが低下していきました。
上記の理由からS13以降は以下のような自分のモチベーションを高められる要素を盛り込む工夫をしました。
これらに気付くための経験値はS13までに以下のような構築を触ることができたことに由来しています。
両構築からは自分では考えつかなかった「相手の切り返しには裏のポケモンで逆に切り返す対面的並び」や「前のポケモンが残した布石のある盤面から勝ち切る展開的な動き」を学びました。
こうして言語化してみるとサイクルを握ってても試合中のマクロ的な視点で自然とやっていることではあり、自身のポケモン力を高められた気がします。
#S13での爆死
S13では得られた学びから、大好きな『イダイナキバ』といぶさんの影響で使った顔が推せる『ウルガモス』から積み対面の意識で構築を組んでいきました。
ただ、対面的、展開的のどちらをとってもキバとガモスのテラス要求値が高く自分には制御できなかったため、haruyaさんの構築を触っていたときのような「テラスを切る損得の判断が早めにできる設計」をもたせる必要があると感じました。
そこから考えみたところ、タイプや苦手とする相手への補完、テラス要求値の低さ、
そして過去に結果を出している並びという意味でも『イダイトウ』が適任で、自分流のWイダイ対面構築を組みました。
「前のポケモンで1.5体以上の働きを意識して優位を保って逃げ切る戦い方」を目指しましたが
結果から言うと5桁の沼を抜け出せず、お試し感覚でS13最終日には雨イダイトウも触ってみました。
そうしてS13ではイダイトウに多くの可能性を感じ、イダイトウを使っている中で更に新しい気付きを得ることができました。
#新たな気付き
※この項目はものすごく脱線しています。エンタメに興味が無い方は読み飛ばすことをオススメします。
サケ科が好きです。
何を隠そう私はサケ科という魚類が非常に好きです。
見て良し、描いて良し、食べて良しの3つを兼ね備えた最強の魚類です。
そして何を隠そうイダイトウは北海道などの北に生息するイトウ(伊富魚)をモチーフとした雄大な魚です。
大きいものでは2mに達することもある日本最大級の淡水魚です。近年は数を減らしており、保全状況評価は2001年時点で『Critically Endangered (CR) - 「絶滅寸前」(絶滅危惧IA類)』とされているようです。
そんなサケ科が好きな私が思うこととは、なんでしょうか?
そう。
なので私は厳選してしまいました。
イダイトウはやること同じでも色々な調整と適応力と雨でもテラスが違ったり(雨ならステラが強いが、ステラは適応力を無効化してしまう)するのでどうしても複数個体が欲しかったのです。
色雰囲気証♂が2匹、♀が1匹 おねむで♂♀1匹ずつ捕まえられて一旦多様なイダイトウが作れるようになったので大変良きでした!!
色証厳選、サイコー!✊
■本題:構築解説
#構築経緯
- イダイトウというテラス要求値の低いエースを強く使えて、択負けが少なく噛み合いゲーによるストレスを無くし1試合でも多く、1勝でも多く取れる構築を目指した。
- 更に自分自身で潜れてないといえど独自の考察と仲間内のTwitch配信からレギュFは高種族値の準伝及び新ポケモンや優秀な御三家が増え環境に一定の変化をもたらしているものの、環境TOPの牙城は崩れておらず、レギュEで強かった軸の強さは健在であると推察した。
- その中でみずもさんの構築が目に止まり、最初は再現する形で組み始めた。
- 構築を組む前に見たシグマさんの渦スケショ型カイリューが構築のコンセプトと合致しているため採用。
- 原案ではパオジアンだった枠を前期から使っていたHBわんぱく炎ポンにし、崩しの要素を強め自分好みのアレンジを加えた。
- 運用していく中でオーガポンが『蔦/ウドホ/宿木/身代わり』で対面的な選出がしにくいためほとんど選出できない状態に。
- 構築のパワー不足を解消するためにオーガポンを身代わり剣舞に変更し、吠えるのない電磁波ブリジュラスには無類の強さを持つようになるが、すでにブリジュラスの型は増えており、安定性を欠くことに悩む。
- 下ブレが無く出しやすい炎タイプを一旦獲得したため、ブリジュラスに強そうに見え、且つトリックルーム下でも強そうなタケルライコをヒードランの代わりに試験的に採用。ブリジュラスには別に安定しないが普通に強すぎたため固定化。
- ふゆゆくんからブリジュラスへの回答がウーラオスであることを教えてもらいオーガポンの代わりに採用し完成。
- 最終日の早朝でサブロムがよく勝ちR1800。本ロムを上げに行ったが終了間際特有の魔境に捕まり本ロム撃沈。撤退して終了。
#選出パターン
<<基本選出>>
先発要員+ミミッキュ+トリルエース
先発要員枠
- カイリュー(ステロ巻きやあくびポケモンをキャッチし無償突破を狙う)
- ウーラオス(先発ブリジュラスに対し全対応を目指す)
- ガチグマ(通りが良すぎて初手から荒らせる場合)
- タケルライコ(通りが良すぎて初手から荒らせる場合)
トリルエース枠
<<応用選出>>
主にトリックルーム展開が通らない、必要ない場合は対面的、疑似サイクルも考えつつ動きました。
▶アーマーガア(及び露骨なガチグマ受け)入り構築
- カイリュー
- タケルライコ
- イダイトウ
最終日朝にタラプアマガ構築を何度か見たため。
カイリューでアマガを誘い渦アンコでタラプを食わせながら流すことで裏のライコが負けなくなります。
多分D1上昇+テラスでブエナライコでも苦しくなってた可能性があるのでトンボで逃げられたとしても相当偉い渦だったと思われます。
イダイトウはトリルなしでも動けるイバンにしているため、カイリューライコでゲームメイクができれば勝てます。
▶キュウコン(アローラ)入り構築
カイリュー+対面駒2
初手でキュウコンを誘いキャッチして壁展開を阻止します。かなりキツイ戦いになりますが壁展開を阻止できなければほぼほぼ負けなので仕方ないのでやります。
試行回数が少なくまだ確実に勝てる立ち回りが見えてませんが、現状出来る戦い方はこれのみ。
最低でもテラスを切ってでもキュウコンとの相打ちにもっていきたい気持ち。
#ポケモン紹介
カイリュー いかさまダイス テラスタイプ:はがね
いじっぱり マルチスケイル NN:敷島 - 日本の古い国号に由来
167(4)-204(252)-115-x-120-132(252)
スケイルショット/アイアンヘッド/ほのおのうず/アンコール
A…特化
S…できるだけ高く
シグマさん考案(と思われる)の新型カイリュー
【新型開発】あのカイリューにまた新型!?超欲張りハイブリッド型で荒らし尽くすよーん^^【ポケモンSV】 - YouTube
ときが立てば立つほど禍々しい姿で対策や人々の認識を超えていく様はさしずめポケモンSV界の新型コロナウイルス。
正直革命的だったし動画でこの歪な怪物の使い方と強さはひと目で分かるので必見です。
本構築ではドヒドイデやアローラキュウコン、アーマーガアにラグラージが見えた場合に率先して投げました。
あくび持ちには渦から入りあくびをアンコールすればバインド中に相手の仕事をさせず、眠りのターンを過ごせるため起きてからあくびを貰わないようにスケショで倒し切る動きが強かったです。
ただの渦アンコと違い、出し負けた場合でも必要最低限の対面性能を持ち合わせているため、相手とバチバチに殴り合う展開が予想される場合以外には初手置きで非常に安定しました。
ウーラオス(れんげきのかた) きあいのタスキ テラスタイプ:でんき
いじっぱり ふかしのこぶし NN:Jiàn yè - 三国時代の呉の都・建業のピン音に由来
175-200(252)-123(20)-x-80-147(236)
※最終日まではテラスゴーストだったがスピナーでないのにゴテラは意味ないので電気テラに変更
※後述もしているが最終日までは素早さ最速であった
すいりゅうれんだ/インファイト/かみなりパンチ/アクアジェット
ふゆゆくんが教えてくれた天才ブリジュラス対策。5桁4桁の流行りすぎたブリジュラスに対する回答が見つからず苦心していたときに教えてくれました。
初手ブリジュラス対面でインファイトを押すことで持久力でも頑丈でも安定して処理が可能になります。
持久力の場合は2ターン目以降の麻痺に対してうごければ基本負けず、頑丈の場合もイバンは発動前にアクジェで、ジャポ流星で倒されたとしても裏の先生持ちと合わせて安全に処理が可能でした。
S14が終わってからちらっとみた構築記事にS148に調整してるタスキウーラみて目からウロコだったのでパクっておきます(最終日の夜に「スカーフウーラのSを1落とすことでウーラミラーでとんぼ返りを安全に押せる」という目からウロコ情報を得ていたのにも関わらずタスキウーラでも同じだということに気付きませんでした。)
タケルライコ ブーストエナジー テラスタイプ:みず
れいせい こだいかっせい NN:Mjölnir - 北欧神話の神トールの鎚・ミョルニルに由来
223(180)-x-120(68)-207(252)-110(4)-86(4)
※改定後
223(180)-x-133(172)-193(148)-110(4)-86(4)
- A216ランドロスの地震―186 ~ 218 (83.5 ~ 97.8%) 確定2発
- A187パオジアンの氷柱落とし―182 ~ 216 (81.7 ~ 96.9%) 確定2発
- A204カイリュー(ハチマキ)の逆鱗(自テラス時)―156 ~ 184 (70.0 ~ 82.6%) 確定2発
- A204カイリューのスケイルショット9発(自テラス時)―198 ~ 243 (88.8 ~ 109.0%) 瀕死率 : 5.61%
- C187ハバタクカミのムーンフォース―186 ~ 218 (83.5 ~ 97.8%) 確定2発
- C205ガチグマの大地の力―188 ~ 224 (84.4 ~ 100.5%) 乱数1発 : 6.25%
- C195アシレーヌのムーンフォース―192 ~ 228 (86.1 ~ 102.3%) 乱数1発 : 12.5%
最終前日に急に入ってきたイケメン高火力アタッカー。
原案ではヒードランで、自由にテラスを切って良い初手駒として非常に強力でしたがヒードランの
「マグマストームを打つ勇気が要ること」と「カイリュー対面で相手の型によっては噛み合い択が発生すること」
という2点が最終日握る駒として好みではないと切り捨てることになりました。
いざ使ってみるとものすごく好感触で、触る前の「択を減らしたいのに迅雷を打つために択が要るポケモンにならないか?」という不安を払拭するほど
電気技の通りの良さと意外と素直な性能で対面駒として見たとき非常に優秀だと思いました。
初手置きが強かったためトリルエースとして運用することはありませんでしたがトリルエースとしての資質も感じるため素早さ下降補正とし、素早さは通常時ハッサムの上から攻撃出来るようにS個体値31の4振りとしました。
ただアーマーガアが最終日増えていたため、タラプと羽休めで粘られると容易ならざる展開もあるかもしれません。
最終日直前に練る時間もなく採用したのでもっと調整は改善の余地あると思います。
まず意地カイリューのスケショ9発耐えはして欲しいのでBに172振って
198 ~ 243 (88.8 ~ 109.0%) 瀕死率 : 5.61%
としたいところかと思います。
りゅうせいぐんはミミッキュの化けの皮を貫通出来るポケモンの起点になる可能性があるため不採用としました。
イダイトウ イバンのみ テラスタイプ:みず
ゆうかん てきおうりょく NN:Urir-O-Pet - 伊富魚の棲む石狩川支流の雨竜川に由来
199(28)-180(252)-114(228)-x-95-88
※改定し特殊方面にも耐久力を確保したかったので
211(124)-174(212)-107(172)-x-95-88
という配分でレンタルでは調整し、S15ではそれを使っていく。
ウェーブタックル/おはかまいり/こらえる/アクアジェット
以下は改定後のダメ計
- A実数値165ランドロスの地震―2耐え調整 176 ~ 210 (83.5 ~ 99.6%)
- A216ランドロス(ハチマキ)の地震―172 ~ 204 (81.6 ~ 96.7%) 確定2発
- A172パオジアンのふいうち―174 ~ 206 (82.5 ~ 97.7%) 確定2発
- A187オーガポン(お面)のウッドホーン―180 ~ 212 (85.4 ~ 100.5%) 乱数1発 : 6.25%
- A186カイリュー(ハチマキ)の逆鱗― 177 ~ 208 (83.9 ~ 98.6%) 確定2発
- A200ウーラオスの水テラA2上昇水流連打+ステロ込み―188 ~ 218 (89.1 ~ 103.4%) 乱数1発 : 6.03%
- C205ガチグマのブラッドムーン―169 ~ 201 (80.1 ~ 95.3%) 確定2発
- C194ブリジュラスの流星群―150 ~ 177 (71.1 ~ 83.9%) 確定2発
- C187ハバタクカミのシャドーボール―180 ~ 212 (85.4 ~ 100.5%) 乱数1発 : 6.25%
- C176テツノツツミのフリーズドライ―150 ~ 176 (71.1 ~ 83.5%) 確定2発
- A165ハッサムの悪テラはたきおとす―168 ~ 200 (79.7 ~ 94.8%) 確定2発
- A150ハッサムの悪テラはたき+テクニバレット―176 ~ 211 (83.5 ~ 100.0%) 瀕死率 : 0.39%
- A200ハッサムのはたき+テクニバレット―168 ~ 200 (79.7 ~ 94.8%)確定耐え
A...できる限り高く(11nに1足りなかった)
S…ハッサムより高く無振り70族よりも遅い
すっかりお気に入りポケモンの一角となったイダイトウ。テラスを必要としない対面駒として偉大過ぎるのはあまりにも有名。
タスキ型チョッキ型すいすい型などいくらか試してきましたが、トリックルームで通すイダイトウが一番強いと感じました。
調整は構築の原案であったみずもさんのものをそのまま参考にしつつ、応用力の強いこらえるイバン型にすることで
トリックルーム展開を阻止してくる偉い動きをする相手やトリックルームを必要としない立ち回りを可能にしました。
みずもさんが考案した耐久調整はイバン型として活用してもとても実用的であり、すんなり扱えたため、最終日はみずもさん調整+イバンで運用していました。
イバンに変えても原案通りの身代わりが呪いミミッキュとシナジーがあるため、こらえるかみがわりか最適なほうをこれから検討していく感じになると思います。
S15では改定後の特殊方面の確定数を意識した改定後の調整で使う予定です。
原案
【S13最終43位-レート2115】魄霊ミミイダイトウ-FINAL- - 全ポケモンヤドラン化計画
ガチグマ(アカツキ) とつげきチョッキ テラスタイプ:ノーマル
れいせい しんがん NN:宇曽利 - 恐山の古名に由来
219(244)-76-147(52)-195(180)-86(4)-68(28)
最終日版
ひかえめ しんがん
219(244)-81-147(52)-200(212)-85-71
※S個体値28
ブラッドムーン/だいちのちから/しんくうは/ハイパーボイス
あまりにも強すぎたクマ。ポケモンSVで一番嫌いで一番頼れるポケモンでした。
SVが出る前、ガチグマというポケモンがカッコよすぎてじめんタイプ大好きな自分にとって楽しみな一体だったのですが、よくわからない魔改造をされた上、ポケモン対戦を否定するような壊れ特性で壊れたノーマル地面範囲を実現してしまっていてレギュEでまったくモチベがなかった要因でした。
ですが使ってみると許せないくらい強く、チョッキノマテラの攻防隙がない最強固定砲台っぷりにはあっけにとられてしまいました。
マジレスセブン*8の中で一番やばいのはこの男。
今ではすっかり大嫌いで、だけど頼ってしまう。そんな”かつてクマだったもの”です。
Sはみずもさんのアイディアが偉く、普通の無振りガチグマの下をとりつつ初手置きすることを想定してディンルー、カバルドンよりも早く動けるSを確保していることが使いやすさに一役買っていました。
トリル要因に見える駒が相手にいない場合はトリルを、いる場合にはトリル阻止をしながら相手のガチグマに対し先に確実に動いていくという立ち回りができるため、ものすごく良いSでした。
当初そのS実数値を再現するためにS個体値31の個体にS下降補正をかけ、S努力値を28割り当てることで無振りカバルドンより早くなるように調節していました。
最終日に休憩がてらS28厳選をしたところ1発ツモしたためそのまま採用しました。
A個体値が31でしたが、正直力を吸い取る持ちがあまりいない上イカサマも割り切って使ってました。
ふゆゆくんがA最大個体使おうとしてる私をみてちょい不満そうにしてたので笑顔になりました。
ミミッキュ いのちのたま テラスタイプ:ステラ
ゆうかん ばけのかわ NN:Wernigerode - ドイツのヴェルニゲローデに由来
159(228)-143(156)-116(124)-x-125-90
かげうち/じゃれつく/トリックルーム/のろい
以下はばけのかわ込みのみの耐久調整
- A200ウーラオス(パングロ)の水テラ水流連打2発―131 ~ 155 (82.4 ~ 97.5%) 確定2発
- A200ウーラオス(ハチマキ)の水流連打―133 ~ 153 (83.7 ~ 96.3%) 確定2発
- A189パオジアン(珠)のふいうち―129 ~ 152 (81.2 ~ 95.6%) 確定2発
- A205メタグロスの鋼テラバレットパンチ―131 ~ 151 (82.4 ~ 95.0%) 確定2発
- A183ウガツホムラのフレアドライブ―128 ~ 148 (80.6 ~ 93.1%) 確定2発
- C191テツノカシラの鋼テラタキオンカッター―135 ~ 159 (85.0 ~ 100.0%) 乱数1発 : 6.25%
- C155ハバタクカミのシャドーボール―133 ~ 153 (83.7 ~ 96.3%) 確定2発
- C205赫月ガチグマのブラッドムーン―149 ~ 173 (93.8 ~ 108.9%) 乱数1発 : 56.25%
- C205赫月ガチグマのノマテラハイパーボイス―131 ~ 151 (82.4 ~ 95.0%) 確定2発
- C207タケルライコ(ブエナ)の10万ボルト―128 ~ 149 (80.6 ~ 93.8%) 確定2発
以下ばけのかわ+命の珠ダメ1回分込みの耐久調整
- A200ウーラオスの水テラ水流連打2発―138 ~ 158 (86.8 ~ 99.4%) 確定2発
- A189パオジアンの氷柱落とし―139 ~ 158 (87.5 ~ 99.4%) 確定2発
- A189パオジアンのふいうち―119 ~ 136 (74.9 ~ 85.6%) 確定2発
- A216ランドロスの地震―139 ~ 158 (87.5 ~ 99.4%) 確定2発
- A204カイリューの不一致アイアンヘッド―140 ~ 160 (88.1 ~ 100.7%) 乱数1発 : 6.25%
- A172非かたやぶりオーガポン(お面)の蔦棍棒―136 ~ 154 (85.6 ~ 96.9%) 確定2発
- A165ハッサムのバレットパンチ―132 ~ 150 (83.1 ~ 94.4%) 確定2発
- C207タケルライコ(ブエナ)の10万ボルト―143 ~ 164 (90.0 ~ 103.2%) 乱数1発 : 25%
- C195アシレーヌのムーンフォース―118 ~ 134 (74.3 ~ 84.3%) 確定2発
以下攻撃方面
- HB特化ハバタクカミへのかげうち―73 ~ 88 (45.1 ~ 54.4%) 乱数2発 : 51.17%
- HB特化ハバタクカミへのステラかげうち―99 ~ 120 (61.2 ~ 74.1%) 確定2発
- HB特化ハバタクカミへのじゃれつく―82 ~ 97 (50.7 ~ 59.9%) 確定2発
- 耐久無振りオーガポンへのかげうち―43 ~ 51 (27.8 ~ 33.0%) 確定4発
- H252オーガポンへのかげうち―43 ~ 51 (23.0 ~ 27.3%) 乱数4発 : 19.92%
- 耐久無振りウーラオスへのかげうち―35 ~ 43 (20.0 ~ 24.5%) 確定5発
- H252ウーラオスへのじゃれかげ―194 ~ 233 (93.8 ~ 112.6%) 瀕死率 : 70.31%
- 耐久無振りサーフゴーへのかげうち―73 ~ 88 (45.1 ~ 54.4%) 乱数2発 : 51.17%
- HB特化サーフゴーへのかげうち―55 ~ 65 (28.4 ~ 33.5%) 乱数3発 : 0.02%
- 耐久無振りイーユイへのかげうち―21 ~ 26 (16.2 ~ 20.0%) 乱数5発 : 0%
- 耐久無振りイーユイへのじゃれつく―95 ~ 113 (73.1 ~ 87.0%) 確定2発
- 耐久無振りイーユイへのじゃれ+ステラかげ―124 ~ 148 (95.4 ~ 113.9%) 瀕死率 : 80.46%
- H252ブリジュラスへのじゃれつく―64 ~ 75 (32.5 ~ 38.1%) 乱数3発 : 95.16%
- H4カイリューへのマルスケ込みじゃれつく―83 ~ 99 (49.8 ~ 59.3%) 乱数2発 : 98.43%
- H244カイリューへのマルスケ込みじゃれつく―83 ~ 99 (42.2 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%
- HB特化カイリューへのマルスケ込みじゃれつく―60 ~ 71 (30.5 ~ 36.1%) 乱数3発 : 46.8%
おそらくみずもさん原案の構築の中でももっとも扱いが難しかった構築の核。
原案ではB重視の振り方をしていたがHに厚く振ることでテツノカシラに貫通されることを防ぎました。
イエカシラという並びが発見されS15で流行ることが約束されているため、構築相性的に有利で、相手のサイコフィールドにただ乗り最強トリックルームを敷けるのは環境的に追い風となることが予想されます。
このポケモンで「いつトリルを貼ってどれだけ有効な仕事を多くするか」が肝心で、トリックルーム展開という性質上、
無駄なことをしてもいけないし仕事できないのもいけないけど耐久は非常に限られているというピーキーな始動役でした。
ですが使えば使うほど面白く、このミミッキュの扱いがうまくなるに連れて相手を手玉にとるようにイニシアチブをとることが出来るあまりに大事過ぎる駒でした。
具体的には化けの皮が剥げてからの耐久力を頭に叩き込むことで、
化けの皮を使って殴ってから+でトリックルームを敷くこともできるしトリルが必要ない展開でも対面駒として強かったです。
ガチグマトリルミラーで相手が自主退場したあとにトリルを敷き直すことで
おそらく最遅にしているであろう相手のガチグマの上から殴れるようになるなど、トリルミラーには積極的に投げることで有利展開を作りやすかったです。
ちなみに上記の調整はこの記事を書いてる最中に最適化したものです。
元々は
159(228)-145(172)-111(84)-x-128(20)-90
となっていて4余りが出てしまう上にHBの耐え調整が物足りないことに気付いた為変更しました。
D20振りでテツノカシラの鋼テラタキオンカッター確定耐えにしていましたが、鋼テラを切らなければそもそも耐えられる上、
切っても最大乱数な点でそのケースは切りとしました。
選出率はおそらく1位。
■感想と反省
結果として
メイン TNクレッド
42勝 29敗 (8962位/1709)
サブ TNわくれ
45勝 27敗 (3573位/1802)
総合成績 87勝 56敗
143試合 勝率61% で終わり、プロ野球だったら割りと優勝出来る数字みたいなもんですがどうやらこれはプロ野球ではないので3573位で終わってしまいました。何故でしょう?
本気でポケモンずっと潜ってるモチベ星人たちは200試合どころか400、500試合もこなしています。
1月は仕事に追われとてもじゃないがそんなに潜れない、と思ってましたが正直潜る時間を作ろうと思えば作れたのも事実でした。
競争心が弱く、負けるのが怖い小心者なのでメンタルを鍛え、負けるのを恐れず、何より楽しくポケモンをやりながら自分を磨いていけたらいいなと思います。
今後の具体的なランクマ戦略としては「コンスタントにランクマをして高めのレートの前のりを意識する」ということを念頭に今後のランクマッチで高い順位を目指したいと思います。
前向きな点もありまして、試合数も少なく自分の実力が不明瞭ですが、可能性を感じる構築を組めたと思っています。
Vtuberえむりさんの感想配信で知らず知らずのうちにえむりさんがレート2000乗せたときの並びと9割方同じ並びになっていたのをみてびっくりしました。
これは少なからず自分の構築のアプローチが間違ってなかった1つの参考としてS15も今の構築を改善していきながらミミダイグマトリルを高めていきたいと思います。
そしてこの構築記事を書くにあたって改めて自分が作ったポケモンを見返してると「これこうしたほうが改善できたな」とか
「この配分無駄があるな」とか「もっといいテラスあったな」とかたくさんの気付きがあったため、誰かに見てもらう・誰かに参考にしてもらうのとか一切抜きにして
構築記事は自分のために書き得だと思いました。
4桁でも5桁でもいい、構築記事を自分のために書くという前向きな風潮が広まるといいなって思います。恥ずかしくなんかない!
あと自分と一緒に頑張ってくれたポケモンと向き合えてちょっと楽しい!!
ちなみにTwitchでポケモンランクマをメインに配信しています。
不定期ですが、興味がある方は是非遊びに来てください。
ついでに自分がモデレーターをしております、自分の色証厳選の基礎を教えてもらったクエスパトラ狂いの色証厳選ガチ勢・星野ねこのこも合わせてよろしくお願い致しします。
ここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。
追伸:ランクマ最終日KreatorとIn Flamesの2バン来日あったの行きた過ぎた。
*1:使いたい一般ポケモンの使い方が見いだせず実質的な選択肢が狭められていることへの不満があった。
*2:準伝で固められる構築にちょっとしさ寂しさを感じ愛着が薄かった。
*3:テラス択や相手の交代・居座りのケアが複雑であり、プレイングがブレて負の連鎖に陥りやすかった。
*4:SV発売前から注目していたイダイナキバが改めて考えても非常に好きで活かせる構築を思案することでモチベーションが高まった。
*5:限定的な強さのポケモンを活かす楽しみを見出したり総合的なポケモン力(ぽけもんりょく)を高めることを目指した
*6:相手の立ち回りごとに詰みに持っていくことができる並びを組むことで択負けの可能性を消しつつシステム的に動くことで試合をこなすことへの体力的負担を減らすことを考えた。
*7:作者である私の対戦ではそのような局面には当たらなかったためそういった選出をすることはなかったが、トリルエース適正は十二分にあると思われる